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社長にもキャリアチェンジが必要か?

Dec 23, 2024

皆さま、こんにちは。

私は、2024年の後半から社長としてのキャリアチェンジについて準備をしいます。

私はわが社の50周年に代表取締役に就任しました。そして、85周年で社長を引退することを決めました。

時が経つのは早いもので、2025年にわが社は65周年を迎えます。私が経営者として第一線でいられるのはあと20年。

 

きっとあっという間に20年が過ぎ去るのでしょう。

 

これはよく言われることですが

「社長は一生社長のままでいられる。」

これは、本当です。

 

しかし、私は『日本でいちばん大切にしたい会社大賞』審査員として企業視察をし、

仕事を通じて色々な業態の社長さんに会うと感じるのですが

 

どんなに順調で整っている会社でも事業継承に非常に時間がかかります。

また、どんなに準備や対策をしても実際に社長を交代する時に必ず問題が発生します。

 

私も同じでした。

「本当にこの社長でつとまるのか?」

社内からも社外からも信じられずに、信用と信頼を得るために必死でした。

 

まず取り組んだことは

1、企業は人なり

人財育成の基盤を整えるために朝礼をはじめ社内外の研修制度を作り直し、その制度に反対があったとしても止めずに進めていきました。

2、お客様満足のヒントは会社にある

お客様の満足だけでなく、感動あるサービスの提供のために何ができるか考えました。お客様のことを一番理解しているのはサービスを提供する自社の社員さん、だから、コンサルタントに頼ることなく自分たちでサービスをつくっていきました。

3、社外の人に私を知ってもらう

確かに33歳の私には頼り甲斐も将来の期待も感じることは難しいでしょう。そのために、私を知って頂くために経営者の会に足を運び勉強をしました。

4、困っている人を助ける

困っている人、不便を感じている人はたくさんいます。まず、このような人を見つけたら声をかける、何か私にできることはないか?と考え行動しました。このことが、その後の経営の決断と行動の基盤になりました。

5、勉強を続けること

社長になる前に私はMBAを取得しました。そして、スタンフォード大学へ研究員として留学をしたり、各研究機関で勉強を今も継続しています。経営の学びに終わりはないからです。

 

このことを意識することなく、経営者の習慣として続けられるようになるために

最低私は5年かかると思っています。

あくまでも私の予測です。5年から10年はかかるでしょう。

 

だから、私のプランとしては弊社の85周年に社長を引退すると決めていますので

80周年の年には後継者とその後継者を支える幹部を育てる伴走期間として設定することを考えています。

 

それでは、80周年から85周年はただ伴走だけで良いのでしょうか?

 

やることが減るだけでは、きっと暇になり口出ししたくなる。

口出ししたくなるから、後継者も幹部も社長を見るようになり結局変わらない。

これを、取引コストと呼びますが

取引コストを削除するためには、社長が自らキャリアチェンジを考えて準備するしかないです。

 

それは、オーナー社長でも同じです。

 

私は、社長としてのキャリアチェンジを広めていきたいと思いますし、

私は経営と経済のプロになることを目標に入れて、

自動車教習所業界だけでなく、日本の産業のお役に立つことができる人財になるために進みます。

 

プロとはどんな人のことを言うのでしょうか?

1、専門分野をしっかりと理解している。

2、誰が聞いても分かりやすい言葉で、専門分野のことについて伝えることができる。

3、知識をもとに、未来に成果をつくることができる。

4、自分が得た知識を次世代の人類が活用できるように公開する。

5、次世代の人財を育てる。

この5つを実現させることがプロの仕事です。

 

自分の会社や業界で達成することもなかなか難しい、しかし、成し遂げたプロ経営者はいます。

京セラの創業者であり、JALの再生に貢献した稲盛和夫氏を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?

 

また、以前は国内の政治や経済状況を見れば経営の舵を切ることはできましたが、昨今では世界情勢を毎日見るようになりました。

 

これは、世界情勢が分からないと経営ができないと言うことです。

だから、私は日本のニュースと英語圏のニュースは目を通すようにし、自分の言葉で説明できるように考えています。

 

しかし、頭の中で考えているだけでは知識は意味を持たないので、それを未来のために実用する力が大切になりますし、それは日々の訓練でしか身につかないと私は考えています。

 

惜しみなく次世代に知識を伝え、次世代に活躍する人財を育てる。

ここまでできた時に、経営・経済のプロの一人になれるかもしれません。

そのために、やはり長いスパンで取り組む必要があるので

社長も早いうちにキャリアチェンジを考える必要があるのだと思います。

 

 

 

 

 

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