社長になりたくてなったのに、

・全く仕事にいきがいを感じない。

・何のために社長になったか分からない。

・苦労ばかりが続く。

このような独り言を呟くことがあると思います。

社長同士で集まる場ですと、

このような話題にもなるでしょう。

苦労していることがヒーローの証拠、美談にまで昇華されます。

本当にそうでしょうか？

なぜ？あなたは、社長になった当時と違って

今、幸福感を感じないのでしょうか？

あなたは、本音の心の声を聞いていますか？

本当は、休みたいけれども、社員や仲間の手前休むことができない。

やりたいことがあるけれども、銀行や取引先の手前、挑戦することができない。

留学がしてみたいけれども、リタイア後のお楽しみ。

このような、会話をしていませんか？

このケースはまだ良い例かもしれません。

「本当は何がしたいの？」という質問に

役割についてお話をされる方もいらっしゃいます。

かつての私がそうでした。

「本当は何がしたいの？」

この質問に対して、

「より良い後継社長として会社に尽くすこと。」

この私の答えは役割であって

やりたいことではありません。

でも、当時は、それが正しいと思っていたのです。

スタンフォード大学に留学した際に

「あなたは、何がしたいの？何が欲しいの？」

と質問されることが多くありました。

要は、自分の欲しいものを主張しないと手に入らないのですが、

私はこの質問が苦手で、言えない自分が情けなくて

よく泣いたものです。

「こんな質問に答えられないの？」

と思う方もいらっしゃるでしょう。

役割で生きていると、本音が分からなくなって

このような質問が大の苦手でした。

あなたも、この質問の答えについて考えてみて下さい。

「あれ？何だろう？」

と思ったあなた、

それは、自分の本音よりも

顧客・社員・取引先・世間の目という建前で経営をしている証拠です。

あなたが会社を設立した時、あなたが社長になった時、

あなたは

これを成し遂げたい！

この気持ちで毎日を迎えてきました。

あなたの、当時のような情熱のある本音は何ですか？

たとえ、休みたい、留学したい、習い事がしたい。

事業に関係がないことでも良いと私は思います。

まずは、自分の本音の声を聞くことができるように

体質改善をしましょう。

私のオススメの方法は

ジャーナリングや瞑想です。

ただひたすら、自分の思考や感情に出てくる言葉を紙に書き出す。

また、瞑想しているときは、ただその場に静かに座っているだけで大丈夫です。

まずは、自分にそのような空間や時間を毎日作るところから始めてみましょう。

「幸せな社長だ。」と思うためには、まず、本音をキャッチする自分になることです。

#社長　＃コーチ　＃コーチング　＃成功